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【メディア掲載】ムーンショット目標が目指す、AIとロボットの共進化。建設機械の自動化に関する記事が掲載されました

少子高齢化に人手不足...。私たちが現在直面し、2050年にも続くであろう問題を解決するには、AIやロボットの存在と利用は欠かせなくなりそうです。既にAIやロボットの活躍を耳にすることも増えていますよね。
ムーンショット型研究開発事業にも、関連する目標3『AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現』があります。
従来技術の延長ではない、挑戦的な研究開発目標を掲げるこの事業で目指しているのは、どんなロボットなのでしょうか?

ロボットの活躍が期待される現場のひとつが、建設業界です。
2022年5月に開催された「第4回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)」では、目標3のプロジェクトマネージャー(PM)でもある、東京大学大学院工学系研究科 永谷圭司特任教授が、建機の自動化についての特別セミナーを行いました。その様子の一部が『BUILD』のサイトからご覧いただけます。
ムーンショットにおける永谷PMのプロジェクトテーマは、「多様な環境に適応しインフラ構築を革新する協働AIロボット」。被災現場を含む困難な環境において、臨機応変に対応し作業できる協働AIロボットの研究開発を行い、その技術が平時のインフラ整備にも役立つことを目指しています。
また、課題推進者の弘前大学 竹囲年延助教が、既存の建機に後付けで自動化する技術を開発したという記事が『日刊工業新聞』(2022年7月15日23面)に掲載されました。

さらに、2022年9月の「第40回日本ロボット学会学術講演会」では、永谷PMに加え、同じく目標3のPMである早稲田大学理工学術院 菅野重樹教授と、東北大学大学院工学研究科 平田泰久教授を交えたシンポジウムが開催され、広く「2050年に向けて日本ロボット学会の進むべき道」について討論されました。その様子の一部が『ビジネス+IT』からご覧いただけます。

☆彡ちなみに同学会では、ムーンショット目標1の石黒浩PMによる基調講演「アバターと未来社会」もありました!  そのレポートはこちら

そう、ムーンショット型研究開発事業の目標3で進めているのは、AIとロボットが相互作用し合いながら賢く発展し、やがてAIロボットが自ら学んで行動できるようすること。建設業界にとどまらず、ひとりひとりの人生に寄り添って一緒に成長するスマートロボットなど、人の暮らしを支える相棒としてのAIロボットの実現を目指しています。

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※所属について誤りがありましたので、修正致しました。


この記事を書いた人 : ニシムラ
ムーンショット型研究開発事業の広報担当。おいしいハード系パンを求めて、あちこち巡っています☆彡

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