がんの生体内微少環境ネットワークの解析に挑む / 高橋暁子

健康寿命を延伸するためには、疾患が発症した後で治療するという従来の考えから脱却し、疾患の超早期状態、さらには前駆状態を捉えて、疾患への移行を未然に防ぐという、超早期疾患予測・予防ができる社会を実現することが鍵となります。
ムーンショット目標2では、2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現することを目指します。
観察・操作・計測・解析・データベース化等様々な研究開発を推進し、これらを統合して臓器間ネットワークの包括的な解明を進めていくなかで、がんの生体内微少環境ネットワークの解析に挑んでいる課題推進者、高橋暁子さんに、細胞老化について話を聞きました。

高橋 暁子(たかはし あきこ)
がん研究会 がん研究所 細胞老化研究部 部長

■目次
00:00 イントロダクション
00:35 ”細胞の老化”との出会い
01:36 細胞老化と”がん”
03:24 基礎研究で未来へ

■関連リンク
ムーンショット目標2: 2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
https://www.jst.go.jp/moonshot/program/goal2/index.html

大野プロジェクト:生体内ネットワークの理解による難治性がん克服に向けた挑戦
https://www.jst.go.jp/moonshot/program/goal2/22_ohno.html

X(Twitter)では、ムーンショット型研究開発事業に関する情報を毎日発信しています。ぜひフォローをお願いします!