ムーンショット型研究開発事業@JST

JST(科学技術振興機構)が 「ムーンショット型研究開発事業」に関する記事や情報を発信…

ムーンショット型研究開発事業@JST

JST(科学技術振興機構)が 「ムーンショット型研究開発事業」に関する記事や情報を発信していく公式アカウントです。 科学技術のもたらす”新・未来”を、みなさんにお伝えしていきます。 https://www.jst.go.jp/moonshot/index.html

マガジン

  • アニメーションで描く2050年&PDによるプログラム解説

    ムーンショット目標が目指す2050年の社会像を描いたアニメーション。各目標のプログラムディレクターがその内容について解説しています。

  • English Articles

    We hope you will share our passion for the Moonshot R&D Program and the grand challenges set for 2050, joining our 'giant leap' towards a bright new MIRAI of global human well-being.

  • ムーンショット型研究開発事業@AMED

    AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)が推進している、ムーンショット目標7の関連記事をピックアップ!

  • X(かける)シリーズ

    異なる分野のふたりによる対談企画!それぞれの研究や未来へ“かける” 思いを語ります

  • 「未来を訊く」~ムーンショット型研究開発事業の現在地~

    ムーンショット型研究開発事業に取り組む研究者の思いを伝える、動画シリーズ。 JST担当の目標だけでも約600名(プロジェクト・マネージャー、課題推進者の合計)の研究者たちが、日々、研究を進めています。

最近の記事

  • 固定された記事

遠くの海上で人為的に豪雨を発生 陸地における被害の緩和を目指す

近年、集中豪雨の発生頻度が増加し、全国各地で土砂災害や氾濫などの被害が生じている。令和に入ってからの被害総額は全国で3兆5,000億円以上にのぼり、影響は甚大だ。千葉大学国際高等研究基幹/環境リモートセンシング研究センターの小槻峻司教授は、海上からの水蒸気供給に起因する集中豪雨に着目し、陸地から遠く離れた海上で人為的に豪雨を発生させ、大気中の水蒸気を大幅に減らすことで、陸地における被害の緩和を目指している。 ※JST広報誌『JSTnews 2024年7月号』に掲載された、目

    • JSTとドバイ未来財団(DFF)の連携開始!文化や法律の違う国で実証実験

      目標1は「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」することを目的として、7つのプロジェクトがサイバネティック・アバター(CA)の研究開発を行っています。CAとは、もう一人の自分の分身であるアバター(CGやロボット等)を一つだけでなく、複数遠隔操作できる技術を意味します。 このCAを使えるようになれば、どんなことができるでしょうか?例えば、これまで出張の多かった会社員であれば、CAで出張先に出勤し、自身は自宅でCAを遠隔操作しながら複数の場

      • 再生

        量子コンピュータで 物質の複雑なしくみを解明して さまざまな社会課題を解決

        目標6が描く、2050年のビジョンをアニメーションで表現。 ■目次 00:00 量子コンピュータがもたらす豊かな社会 00:17 光合成を解明して地球温暖化問題を解決 01:06 生物の仕組みをまねして省エネで肥料を 01:49 創薬にも 02:26 室温超電導物質も発見できるかも ■関連リンク ムーンショット目標6:2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現 https://www.jst.go.jp/moonshot/progra... ムーンショット目標6:プログラムディレクターによる解説動画 https://youtu.be/kL9keAb_8qU?si=7M_NmLPRVuT_4e_r ムーンショット型研究開発制度(内閣府) https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/...

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          目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」

          「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」するためのポートフォリオを、研究開発全体を指揮するプログラムディレクター(PD)が解説します。 ■目次 00:00 誤り耐性型汎用量子コンピュータの実現 00:43 経済・産業・安全保障に大きなイノベーションをもたらし、持続可能な安全で豊かな社会を実現 01:17 2050年までのマイルストーン 02:24 プロジェクトマネージャーとその研究開発プロジェクト ■プログラムディレクター 大阪大学 量子情報・量子生命研究センター センター長 北川 勝浩 ■関連リンク ムーンショット目標6:2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現 https://www.jst.go.jp/moonshot/program/goal6/index.html 量子コンピュータで 物質の複雑なしくみを解明して さまざまな社会課題を解決 https://youtu.be/neh5nuMUOM0?si=ac_3kKIX3MHVGMP6 ムーンショット型研究開発制度(内閣府) https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/...

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        遠くの海上で人為的に豪雨を発生 陸地における被害の緩和を目指す

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        • 「未来を訊く」~ムーンショット型研究開発事業の現在地~
          6本
        • プログラムディレクターに聞く ムーンショットがつくる未来
          6本

        記事

          天気を人間が自由にあやつる?気象研究の未来について考えるイベント開催

          目標8では、台風や豪雨といった極端気象のタイミングや範囲を既存の防災インフラで対応できる範囲に抑える気象制御を実現することで、極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会の実現を目指しています。気象の基本や昨今の豪雨被害を紹介するとともに、研究者とイベント参加者が一緒に気象制御研究の未来について考える、トークイベントが開催されました。 こんにちは。JSTのムーンショット広報担当、ニシムラです。 東京 お台場にある「日本科学未来館」は、JSTの体験型ミュージアムです。シンボル

          天気を人間が自由にあやつる?気象研究の未来について考えるイベント開催

          量子コンピューティングEXPO (NexTech Week 2024春)で、北川PDが講演!

          2024年5月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催された量子コンピューティングEXPO 初日に、北川勝浩プログラムディレクター(以下、PD)が「誤りの無い量子コンピュータがもたらす未来社会とそれを目指す最新の研究開発動向」というタイトルで講演しました。この展示会では、量子コンピューティングのほかに、AI・人工知能、ブロックチェーンなどの展示会も同時開催。今注目の技術分野が集結しているということで、多くの人でにぎわっていました。 こんにちは。ムーンショット広報のチアキで

          量子コンピューティングEXPO (NexTech Week 2024春)で、北川PDが講演!

          「治すから防ぐ医療へ」公開フォーラムレポート

          目標2では、2050年までに、超早期に疾患の予測・予防ができる社会を目指しています。プロジェクトが描く未来像や未病とは何かを「より、わかりやすく」お伝えするため、今回は科学コミュニケーターの本田隆行さんを司会にむかえ、公開フォーラムを2024年3月23日(土)に開催しました。 こんにちは、JSTのムーンショット目標2担当のシモダです。 今回のフォーラムは日本科学未来館・未来館ホール(東京都江東区)とオンラインで行われ、あわせて約200名の方々が参加してくださいました。 開

          「治すから防ぐ医療へ」公開フォーラムレポート

          Quantum-computing hardware development: From dream to reality—AOKI TAKAO×FURUTA AYA

          Project Manager (PM) Aoki Takao leads Large-scale quantum hardware based on nanofiber cavity QED, a Moonshot Goal 6 project pursuing a totally new approach to quantum computing. It was in 2020, with his laboratory shut down by the COVID-19

          Quantum-computing hardware development: From dream to reality—AOKI TAKAO×FURUTA AYA

          Creating an At-will Translator, Studying Sleep and Hibernation: Different Viewpoints Building a New Future: TSUTSUI KEN-ICHIRO × YANAGISAWA MASASHI

          Tsutsui Ken-Ichiro is Project Manager (PM) of the JST Moonshot Program Goal 9 project Development of “Jizai Hon-yaku-ki (At-will Translator)” connecting various minds based on brain and body functions, while Yanagisawa Masashi is the PM of

          Creating an At-will Translator, Studying Sleep and Hibernation: Different Viewpoints Building a New Future: TSUTSUI KEN-ICHIRO × YANAGISAWA MASASHI

          Nanofiber cavity QED: A highlyoriginal idea comes closer to fruition—AOKI TAKAO×FURUTA AYA

          We are approaching a future world in which anybody and everybody will have access to quantum computers—but just when will this future arrive? Today, several promising approaches to quantum computing are known, but each faces significant hur

          Nanofiber cavity QED: A highlyoriginal idea comes closer to fruition—AOKI TAKAO×FURUTA AYA

        • 【AMED事業◎クローズアップ】組織胎児化による複合的組織再生法の開発_挑戦的な課題に挑む!AMEDムーンショット事業プロジェクト紹介②

          ムーンショット目標7「2040 年までに、主要な疾患を予防・克服し 100 歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現」を目指す、AMED(エーメド)が推進する「ムーンショット型研究開発事業」。 “長生き”というキーワードは多くの方が関心をお持ちだと思いますが、高齢化社会でもより多くの方が人生を楽しめるような“健康で長生き”を実現するため、AMEDは9つの研究開発プロジェクトを推進しています。 今回はその内の一つ、「組織胎児化による複合的

          【AMED事業◎クローズアップ】組織胎児化による複合的組織再生法の開発_挑戦的な課題に挑む!AMEDムーンショット事業プロジェクト紹介②

          「自在ホンヤク」と「睡眠と冬眠」。異なる視点が新しい未来をつくる:筒井健一郎×柳沢正史

          JSTのムーンショット目標9において「多様なこころを脳と身体性機能に基づいてつなぐ「自在ホンヤク機」の開発」に取り組む筒井健一郎プロジェクトマネージャー(以下、PM)。一方、日本医療研究開発機構(以下、AMED)のムーンショット目標7において「睡眠と冬眠:二つの「眠り」の解明と操作が拓く新世代医療の展開」というプロジェクトを率いる柳沢正史PMは、神経科学の最大の謎の1つとされる眠りに挑んできた睡眠研究の第一人者です。脳や神経が関わるテーマに、それぞれの視点で取り組む研究者どう

          「自在ホンヤク」と「睡眠と冬眠」。異なる視点が新しい未来をつくる:筒井健一郎×柳沢正史

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          目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」

          「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」するためのポートフォリオを、研究開発全体を指揮するプログラムディレクター(PD)が解説します。 ■目次 00:00 自ら学習・行動し人と共生するAIロボット 01:47 Co-evolutionとSelf-organization 02:24 2050年までのマイルストーン 03:20 プロジェクトマネージャーとその研究開発プロジェクト 04:18 豊かな社会の創生、ロボット開発の促進 ■プログラムディレクター 名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授 福田 敏男 ■関連リンク ムーンショット目標3:2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現 https://www.jst.go.jp/moonshot/progra... 人と共生し 自ら成長するAIロボットが 私たちを助けてくれる https://youtu.be/U7TNUE8eTSs?si=ihtriXj5qICWB56m ムーンショット型研究開発制度(内閣府) https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/...

          目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」

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          人と共生し 自ら成長する AIロボットが 私たちを助けてくれる

          目標3が描く、2050年のビジョンをアニメーションで表現。 ■目次 00:00 自ら成長するAIロボットとの共生 00:38 AIロボットで子供が成長 01:19 AIロボットも子供と成長 01:48 一生寄り添うスマートロボット 02:16 科学的法則・解法を共に考えるAIロボット 02:58 難環境で⾃律的に動くAIロボット ■関連リンク ムーンショット目標3:2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現 https://www.jst.go.jp/moonshot/progra... ムーンショット目標3:プログラムディレクターによる解説動画 https://youtu.be/60hBoGcjnq0?si=29syebnu7tQ3xsg6 ムーンショット型研究開発制度(内閣府) https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/...

          人と共生し 自ら成長する AIロボットが 私たちを助けてくれる

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          Combining eastern and western knowledge to change the states of medicine and society in the future: SAITO SHIGERU×MACHII ERI

          "When you examine various diseases, you often see that disease onset occurs suddenly at a particular point in time rather than as a gradual decline in health, slowly giving way to disease. Why is this?” This question was the start of resear

          Combining eastern and western knowledge to change the states of medicine and society in the future: SAITO SHIGERU×MACHII ERI

          量子コンピュータのハードウエア開発を目指して:青木隆朗×古田彩

          全く新しい方式の量子コンピュータ研究に取り組むムーンショット目標6のプロジェクト「ナノファイバー共振器QEDによる大規模量子ハードウェア」を率いる、青木隆朗プロジェクトマネージャー(以下、PM)。 2020年、コロナ禍で実験室に行けなかったときに、それまで頭の片隅にあったスタートアップの設立準備に本腰を入れて取り組み始めました。そして、2022年、日本では類を見ない、量子コンピュータのハードウェアのスタートアップを設立し、成長ステージを駆け上がっています。 青木PMはなぜスタ

          量子コンピュータのハードウエア開発を目指して:青木隆朗×古田彩