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「ここから、新・未来へ」ムーンショット型研究開発事業@JST

はじめまして。JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)のムーンショット型研究開発事業 広報チームです。
このnoteを通して、私たちが推進する【ムーンショット型研究開発事業】を、みなさんに分かりやすい形でお伝えしていきたいと思っています!


■ JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)って、どんな組織?

JST東京本部

JSTは、科学技術・イノベーション基本計画の中核的な役割を担う機関であり、科学技術の振興を図ることを目的とする国立研究開発法人です。科学技術の振興と社会的課題の解決のために、国内外の大学・研究機関、産業界などと連携した多様な事業を総合的に実施し、社会の持続的な発展と科学技術・イノベーションの創出に貢献していきます。

みなさんに身近なところでは、東京 お台場にある日本科学未来館もJSTが運営しています。

日本科学未来館

もともと母体となるふたつの組織、1957年8月に設立された日本科学技術情報センター(JICST)と1961年7月に設立された新技術開発事業団(JRDC)が統合される形で、1996年10月に科学技術振興事業団(JST)として誕生しました。2003年10月には、独立行政法人科学技術振興機構となり、2015年4月に、国立研究開発法人になりました。

■【ムーンショット型研究開発事業】とは?

少子高齢化、大規模自然災害、地球温暖化問題などの様々な社会課題を、大胆な発想と挑戦的な研究開発で解決するべく、内閣府が促進している国の大型研究プロジェクトです。
内閣府は9つの目標を掲げ、2050年までの実現を目指しています。
その中で私たちJSTは下記の6つのプログラムを推進しています。

目標1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

目標2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現

目標3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

目標6.2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

目標8.2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現

目標9.2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現


"ムーンショット" の由来 
1961年、アメリカ合衆国のジョン・F・ケネディ大統領は、「1960年代が終わる前に月面に人類を着陸させ、無事に地球に帰還させる」という実現困難な月面着陸プロジェクト (アポロ計画)を発表し、まさにその公約通り、1969年にその目標を見事に成し遂げました。
それにならい、実現困難ではあるが、実現すれば大きなインパクトが期待される社会課題を対象にした野心的な目標を掲げた研究開発制度として、「ムーンショット型」と命名しています。

■これからnoteで発信していくこと

このnoteでは、それぞれの研究者たちから研究にかける思いを聞いたり、イベント等の様子をレポートしたり、最先端の科学研究の様子をみなさんに分かりやすくお伝えしていこうと考えています。

私たちの暮らしを科学の力で「少し」ではなく、「劇的に」飛躍させようとする研究者たちの姿を紹介し、2050年という未来に向けた大挑戦となるムーンショット型研究開発事業のワクワクを、みなさんと共有できたら嬉しいです。
研究者たちが科学の力で未来を変えていく現場を、ぜひのぞいてみてください!

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