ムーンショット型研究開発事業に取り組む研究者の思いを伝える、動画シリーズ「未来を訊く」
こんにちは、ムーンショット広報のチアキです。
ムーンショット型研究開発事業では、多くの研究者たちが2050年の「新・未来」のために、日々、研究を進めています。9つある目標のうちJSTが担当する6つの目標だけでも、令和5年度当初時点で、プロジェクトマネージャーと課題推進者とを合わせて600名近くにもなります。
今回は、その中から2人の課題推進者に、ムーンショット型研究開発事業に取り組む思いを動画で語ってもらい、動画として配信しました。
さっそく、撮影の様子をご紹介します。
【目標2】2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる
社会を実現
松浦プロジェクト「ウイルス-人体相互作用ネットワークの理解と制御」
課題推進者 千葉大学の川上英良さん
【目標3】2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し
人と共生するロボットを実現
牛久プロジェクト「人と融和して知の創造・越境をするAIロボット」
課題推進者 東京大学の馬場雪乃さん
まず、川上さんの撮影は、2023年1月。千葉市にある千葉大学 亥鼻(いのはな)キャンパスにお邪魔しました。事前の打ち合わせによる質問票をもとに、ディレクターと会話するような感じで収録されました。
学生さんとの会話シーンでは、カメラマンの背中からのびる支えを使った手持ちカメラで撮影。学生さんもちょっと緊張気味?
できあがった、動画はこちら。
数理と医学を融合し社会を変えていく
次に、馬場さんの撮影は、東京大学の駒場キャンパス。桜の時期には少し早い2023年3月初旬でした。筑波大学から東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻に移動したばかりということで、まだ内装が真っ白な明るい部屋に、ナチュラルなテーブル。インタビューはここで行われました。
タイトルカットは、別室に移動して。
こちらは、先生のこだわりがあちこちに。ビデオ会議用の機材だけでなく、加湿器やハンドソープまで。棚には、専門書と一緒に、かわいいフィギュアも並んでいました。
馬場さんの動画はこちら。
人間と互いに高めあうパートナーAIの実現を
それぞれの撮影を通して、新・未来に向けて、それぞれの分野で、果敢に挑戦する研究者の思いを感じることができました。ぜひ、ご覧ください!!
記事を書いたヒト:チアキ
今回の撮影で、初めて千葉大、東大駒場を訪れました。学び舎にいることで、身が引き締まりました。