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【ムーンショット目標1】サイバネティック・アバターに関する国際シンポジウムを開催しました!

今回は、2022年9月30日に開催した、「ムーンショット目標1サイバネティック・アバターに関する第2回国際シンポジウム」についてご紹介します。

こんにちは、JSTのヒカルです。
みなさんは、サイバネティック・アバター(cybernetic avatar:CA)って何か知っていますか?

CAは、人の分身としてのロボットや 3D 映像などを示すアバターに加えて、人の身体的能力、認知能力及び知覚能力を拡張する ICT 技術やロボット技術を含む概念です。

ムーンショット目標1では、このCAを用いて、「2050 年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」を目指しており、今回開催されたシンポジウムでは、ムーンショット目標1のプロジェクトマネージャーが最新の研究成果を紹介し、また、世界で活躍する3名の研究者と共に、CAと共にある社会について議論を行いました。

当日の動画を掲載していますのでぜひご覧ください↓
(本シンポジウムは英語での発表です)


基調講演:Professor Paolo Dario。
イタリアから、はるばる京都まで。ロボットと人間の親交についての話でした。
ロボットと人が交友を深めるためにはどんなことが必要なのでしょうか…
パネルディスカッションの様子。
「2050年のCAによる仕事と日常生活はどう変わる?」というテーマにそって議論を行いました。

ムーンショット目標1は、今年度より新たに4つのプロジェクトを追加して、計7つのプロジェクトでムーンショット目標達成を目指しています。

全体を統括している萩田プログラムディレクター(PD)と 7名のプロジェクトマネージャー(PM)が一堂に! (左から) 新保PM、山西PM、新井PM、松村PM、萩田PD、石黒PM、金井PM、南澤PM


シンポジウム当日のプログラムはこちら


記事を書いた人 ヒカル
新卒で入職し現在4年目の職員。ムーンショット歴はまだ7ヶ月。
大学では微生物を用いた葉緑体の研究に従事。三度の飯より寿司がすき。

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