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X(かける)シリーズ

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異なる分野のふたりによる対談企画!それぞれの研究や未来へ“かける” 思いを語ります
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#メタバース

【後編】金井良太×松島倫明ムーンショット対談 人同士がより理解し合える未来へ ─ BMI-CAの可能性

「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」することを掲げるムーンショット目標1のプロジェクトマネージャー(以下、PM )、金井良太PMと『WIRED』日本版編集長の松島倫明さんによる対談が実現。前編ではブレインマシンインタフェース(BMI)機能を持つCA(BMI-CA)が現在のインターネットの限界を乗りこえるメディアサービスともなる可能性をめぐり、白熱した議論が展開されました。 後編となる今回は、人同士の多様な「環世界」※1をつなぐ上でBMI

【前編】金井良太×松島倫明ムーンショット対談 BMI-CAが拡張する脳と身体の関係性

「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」することを掲げるムーンショット目標1では、メタバース上で活動する精細な3D映像から遠隔操作可能なロボット技術まで、バーチャルとリアルを問わず人体の身代わりとして誰もが多様な社会活動に参画できるサイバネティック・アバター(CA)の社会実装に向けて、さまざまなテクノロジー分野を横断する研究開発がスタートしています。 その中で、人間の脳内活動を直接伝達するブレインマシンインターフェース(BMI)を用いたC